箔押し(ホットスタンプ)
箔押しとは、箔(色のついたフィルム)を金属やゴムの版で熱と圧力で品物にプレスしてデザインを転写
させる印刷方法です。
特徴としては他の印刷方法では表現し辛い、金属光沢のある印刷が可能なこと。
これによって高級感や存在感がUPします。また隠蔽力が高いので下地の色の影響を受けにくい利点もあります。生産性が高いので大量生産も他の印刷方法に較べて安価で生産することができます。
難点としてはデコボコした面、厚みのある軟らかい品物や成型にばらつきが有る品物には印刷が難しいこと。箔を使用するので色の細かな調整が出来ないなどが挙げられます。
立体への印刷特注の版を製作しなくても立体へのH・S印刷が出来るようになりました。
パット印刷で使用するシリコンパットを改良して、箔押しにも使用できるようにしました。これにより、従来であれば印刷物の形状に合わせて特注の版を製作しなくてはいけなかったのが、多面体・R状平面の印刷が可能になりました。
右は多面体に金の箔押しをした写真です。
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